積年の課題として議論されてきた県立佐野中学が今年2008年4月にスタートします(宇都宮東は昨年から)。
私も県議会議員として携わったひとりとしてこれらの県立中学校には大いに期待するものがあります。
本日その二つの県立中学校の入学者の抽選会が行われました。
そこで一連の県立中学校生徒募集の方法の要点について、整理してみました(日時は19年度で記載)。
[ 出願 ]
●通学区域:県内全域
●出願期間:平成19年12月3日(月)~同月6日(木)までの4日間、出願書類は6日の消印まで有効。
●出願書類についての特記事項
ア、入学考査料:2,200円分の栃木県収入証紙(足利銀行で扱っている)を所定の位置に貼る。
イ、学習や生活の記録:これは入学志願者が通う学校の校長が、小学校児童指導要録に基づく小学校5年、6年の学習や生活の状況を、10月末現在で記録するもの(その記録の入った封筒は開封してはならない)。
ウ、書類は10月1日から当該中学や県教育委員会で配付
●受験票の交付
出願書類を受理した後、入学志願資格を審査し、資格があると認めた場合には、12月末までに郵送(速達簡易書留)により交付
[ 試験日 ]
平成20年1月13日(日)
●会場
それぞれ学校及び近在の計3箇所
●日程
09:00 集合
09:00~09:40 適性検査・作文の会場への移動、オリエンテーション
10:00~10:45 適正検査
11:05~11:50 作文
11:50~12:00 面接のオリエンテーション
12:00~12:40 昼食
12:40~ 面接
●入学候補者選定結果の通知
平成20年1月17日(木)に速達簡易書留郵便にて発送される。
[入学予定者の決定]
平成20年1月20日(日)
●日程:
09:30~10:00 受付
09:00~09:40 オリエンテーション
10:00~10:45 予備抽選、本抽選、入学意思確認書の提出
●抽選方法(公開)
ア、予備抽選
入学候補者(もしくは保護者)は、受験番号順に、番号が記載された札を引き、その番号が本抽選で札を引く順番となる。
イ、本抽選
①まず校長が男女別に番号札を引き封印する
②次に、予備抽選で決まった順番どおりに、男女別々に入学候補者(もしくは保護者)が番号札を引く
③その番号が決まった上で、校長が先に引いた番号が男女それぞれ公開される
④入学予定者の決定
男子:その校長の引いた番号から続く52番目までが入学予定者として決定。
女子:同じく校長の引いた番号から続く53番目までが入学予定者として決定。
要するに、例えば校長の選んだ男子用の番号札が5番であったとすると6番以降57番までの52人が男子の入学予定者となる。ちなみに、定員が男子が52名で女子が53名としたのは、先の入学候補者選定結果選ばれた数が男子より女子の方が多かったため。
●適性検査及び作文の結果の簡易開示
平成20年1月21日(月)から同年2月20日(水)までの間(土日除く)に、受験者本人が当該中学校にて受験票を提示し請求を行えば、適性検査の点数と作文の評価を書面で受け取ることができる。
以上です。
来年以降の参考にしてください。