小規模特認校で土曜日も授業をします

足利市の中学校には、小規模校とされる学校が3つあります。
第一中学校、富田中学校、愛宕台中学校です。

それぞれ、3学年で102人、100人、92人(22年9月現在)しかおりません。生徒数が少なく、先生が専門外の授業をしなければならないなどの問題を抱えています。当然、部活動もままなりません。

そこで、今回その3つの学校を小規模特認校として指定し、 生徒数の増加を図るため、次のとおりの施策を進めることとしました。

まず、来年度からは、月2回土曜日に3時限授業を行うこととします。その授業は、既定の授業の補習にあてるものではなく、プラスαの魅力あるカリキ ュラムを用意します。例えば、 IT、実学(経済)、人間力向上、 古文・漢文、英会話などです。
もちろん、先生(臨時職員)の増員も必要となりますので、適切に配置します。

次に、通学区については、特認校の学区内に在住の生徒は基本的に当該中学へ通って頂きます。それ以外の学区に在住の生徒も、当該中学はもちろん、3 つの特認校のいずれかに通うことができます。

さらに、他校の部活動への参加と公式戦出場についてですが、県の中学体育連盟(中体連)には「学校に希望する部活が無い場合に他校の部活動に参加できるが、公式戦は出場できない」という規定があります。それを、小規模ゆえに部活動がない特認校の場合は、公式戦も出場可能としてほしいと、中体連に対し強く要望して参ります。

足利として『足利学校のある教育の街』を謳うからには、他の自治体と同じことをしていても仕方ありません。

土曜日授業の実施。これを契機に足利の子どもたちの学力、 体力、人間力の一層の向上に鋭意取り組んで参ります。

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