新任職員トイレ清掃研修

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足利市の新任職員研修の一貫として、市長就任初年度からトイレ清掃研修を導入しました。

「トイレの汚れを取り除くには、そこから目をそらさずに自ら進んで手を突っ込まなければ取り除けない。社会に顕在する課題も同様で、公務員たるものは進んで一歩前に出てその解決に取り組んでほしい。」
これがこの研修を立案した私の思いです。

そして研修は写真のとおり素手で行いますが、事前にデルマシーシルドという皮膚保護クリームでコーティングします。
終了後、彼らからは(今回に限らず初めて参加した人は異口同音に同じ事を言われますが)、「最初は躊躇したが、すぐに汚れを落とすことに集中して取り組むことができ、きれいなったトイレを見てすがすがしい気持ちになった」「自分の便器が一番きれいになったと思う」というような感想を頂きました。

大事なのは、これを「ああいい経験した」ということで過去のこととして留めるのではなく、それをいかに実生活や職場で現在進行形で活かすことができるかです。
公務員として今後の活躍に期待したいと思います。
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ちなみに掃除に学ぶ会とは、自動車部品販売会社イエローハットの創業者である鍵山秀三郎氏が創設した会で会員数は全世界で10万人にのぼります。

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