親の品格

投稿者: | 2008年1月12日

今日も出張で東京まで。
今回は、その電車の中での話。

とある駅から母娘の親子が電車に乗って来て、たまたまひとつ席が空いていたので、母は娘に座りなさいと促して娘が座った。
そしてしばらく行ったところの別の駅で、今度は父親と母親と娘と三人で電車に乗って来て、またひとつ席が空いていたので今度は母親が座った。

電車の中で、そのふたつのことを何となく比較して自分なりに、「やっぱり前のケースより後のケースの方が当然ではないか」なんてことを考えたりしていた。(車内ってできることが限られているので、暇なのです(^^))

そして時間調整のため、駅前の書店で本を見ていると、ふと坂東眞理子氏の「親の品格」という本が目に留まった。
何の気なしに斜め読みしていたら、「乗り物のなかでは座らない」というコラムがあって、「もし、一人だけ座れる席があったら、それは親が座るべきで、小学生や中学生が座るべきではありません。男の子はもちろんですが、女の子も車内では立つべきです」という記述に、「まさに、したり!すごい偶然」とうなってしまった。
言うまでもない。先ほどの、自分の感じた感覚と同じだったからだ。

当然、その「親の品格」を購入し、都内から足利までの帰りの電車で読破。
結構自分と合うなこの人なんて思いながら、家で早速女房に
「例えば健(息子)と一緒に電車に乗って、たまたま席がひとつ空いていたらどっちが座る?」
と聞いたら、
「健に座らせてあげようと思うけど、私が座るべきなのよね。それ知ってるわ」
との冷めた返事。
なんだ、せっかく親の品格を読ませようと思ったけれど、、、機先を制されてしまった(^^)

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