新任職員トイレ清掃研修

投稿者: | 2009年10月1日

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昨日、足利市の新任職員研修の一貫で足利掃除に学ぶ会の皆様にお力添えをいただきトイレ清掃研修を行った。
「トイレの汚れを取り除くには、そこから目をそらさずに自ら進んで手を突っ込まなければ取り除けない。社会に顕在する課題も同様で、公務員たるものは進んで一歩前に出てその解決に取り組んでほしい。」
これがこの研修を立案した私の思い。
そして写真のとおりの研修が開始。
終わった後の、彼らからは(今回に限らず初めて参加した人は異口同音に同じ事を言うが)、「最初は躊躇したが、すぐに汚れを落とすことに集中して取り組むことができ、きれいなったトイレを見てすがすがしい気持ちになった」「自分の便器が一番きれいになったと思う」というような感想をいただいた。
聞いているこちらもうれしくなる(^^)
大事なのは、これを「ああいい経験した」ということで過去のこととして留めるのではなく、それをいかに実生活や職場で現在進行形で活かすことができるかだ。
実はこれがなかなかできない。自戒を込めて(^^)。その意味で私もいい勉強をさせていただいた。
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ちなみに掃除に学ぶ会とは、自動車部品販売会社イエローハットの創業者である鍵山秀三郎氏が創設した会で会員数は全世界で10万人にのぼる。

新任職員トイレ清掃研修」への1件のフィードバック

  1. 河南の住人

    大変すばらしい研修だと思います。新人研修にとどまらず、市職員全体また一般企業でも実施されると良い街になると思います。
    私も鍵山氏の本を読んだことがありますが、彼の著書を読むと、人間いくつになっても謙虚さと率先して行動することの大切さを教えられます。
    改まった形での研修ではなくても、例えば週一回朝の打ち合わせ時に、彼の著書から1トピックス読み上げるなどするのはいかがでしょうか。一時期、小中学校で朝の読書なるものが流行りましたが、本来であれば(また鍵山氏の実践哲学からすると)大人がまず範を示すべきだと常々思っていました。現代の子供、若者にとって不幸なのは、口先だけの大人が増え、実践を伴う大人の姿を見る機会が少ないことです。
    このような時代だからこそ、企業人であれ、市職員であれ、目先のことや目に見える数字ばかりにとらわれず、大人として自制心をもつこと、謙虚に行動する姿勢がとても大切だと思います。もちろん、私自身を含めて。

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