やればできる:2008年2月16日街頭演説
大阪府の橋下知事は、一連の改革によって9年連続の赤字予算から脱却し、今年度は黒字になるという見通しを表明した。
これはすごいことだ。
彼の行ってきた改革が8割以上もの支持を得ているというのはうなずける。
時に品のない言葉を使うことがあるが、政治は結果が全て。
特に都道府県の財政はどこでも困窮しているからこそ、彼の改革は全国の知事に大変な刺激を与えているのではないか。
最近、国の直轄事業での都道府県の負担金の問題で、あちこちの知事から異議を唱える声が上がってきたというのも彼の改革と無縁ではなかろう。
ただ一方で、大阪府のようにろくな改革もせずに追い詰められてからするのでは遅いということも、ここから学べる別の側面ではないだろうか。
急激な改革をした結果、(府民への)行政サービスの低下など色んな面で迷惑をかけてしまっている。行政の職員だって心穏やかではあるまい。
だからこそ、そんな財政状況になる前に、政治がリーダーシップを発揮してもっと計画的に改革を積み重ねていかなければならないのだ。
栃木県も2010年度は財政的にはイエローカードがでる見通しだそうだ。しかしまだ大阪府ほどひどい状況ではない。今こそ福田知事の手腕に期待をするところが大きい。
もちろん、足利市も他人ごとではない。
ひとり当たりの借金を見ると、平成元年度で市民ひとり当たり287,688円であったものが、平成19年度ではひとり当たり685,996円と約2.3倍の水準!
とても改革モードになっているとは言えない。
もっと計画立てて事業の取捨選択を行い、メリハリの利いた事業の再構築をしていかなければ、それこそ将来大阪府のようにぬるま湯からいきなり熱湯というようなことになってしまいかねない。
そのためにもこれまでのしがらみだらけの古い政治の体質と決別をする必要があるのは明らか。
一緒に時代を変えていきましょう!新しい足利を創るために。
追記:
橋下改革について、こんなブログ記事もあります。
●「橋下知事がやったこと一覧」のウラを取ってみる
●橋下知事がやったこと?ほんと??
関連エントリ:
- しがらみがないからこそ:2009年3月30日街頭演説
- しがらみのない政治家が必要だ:街頭演説2009年3月9日
- 争点は”改革か継承か”です。
- 足利の新しい時代の扉が開いた!:2009年4月27日街頭演説
- JR福知山線事故から3年
- 情報公開:2008年12月15日街頭演説
- 政治に求められていること:平成20年2月18日街頭演説
- 行政の情報公開:2008年9月16日街頭演説
- 公営企業再編の流れ:2007年2月19日街頭演説
- 鳥取県の改革:2007年5月16日街頭演説
- そもそも論:平成20年2月4日街頭演説
- 鹿沼市長選:2008年5月26日街頭演説
- 市長の給料・ボーナス・退職金カット
- 市長不出馬その後
- 明日から知事選:2008年10月29日街頭演説
- タウンミーティング:2009年3月2日街頭演説
- 道州制!:2007年2月13日街頭演説
- 防災の日:2008年9月1日街頭演説
- 今日は知事と面会
- そういう見立てなのですか(^^)
コメント
Comment feed
コメントする