歩けばわかる

投稿者: | 2009年1月25日

ここ何日かは、地元を回った。
普段は市内各地で「大豆生田実です」と申し上げているが、地元の方には「4丁目の大豆生田です」。場合によっては「みのるです」というだけでわかっていただけるのがうれしい。
地元を回ると不思議と小さい頃の記憶がよみがえる。
この路地裏を通ってそろばん塾に通ったとか、友達と朝早く出かけて一中の裏山を探検したとか、懐かしいセピア色の思い出だ。
ただ残念なのは、人が住んでいない建物やさら地が目立ち、人通りが寂しくなっていることだ。
地方都市はどこでも空洞化が進んでしまったというが、郊外郊外へと開発の矛先を向けたツケがこうした形で回ってきているということはわかっていたが、改めて実感した。
中心部の遊休の不動産を流動化させるにはどうしたらいいか。行政でもできるサポートがあるのではないか。よく研究してみたい。
そして、なにより景気の厳しさも歩けばひしひしと伝わってくる。
景気対策というのは、市レベルというよりは国レベルの話なので市でできることは限定されてしまうが、少なくとも税金を無駄に使わせない効率的な行政運営(行政改革)をしっかりと行い市民に余計な負担をさせないということ、そして企業誘致・観光客誘致に積極的に取り組んでいきたい。
企業の売り上げが4割減5割減といわれている時代に、政治も行政も”これまでと同じ”では許されない。
歩けば歩くほどそれを実感する。

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