6月市議会で、下水道事業のことが取り上げられた。
市議会議員さんから聞いたところによると、市の財政健全化計画の中で来年(平成21年度)の予定としては、下水道事業で約3億円の増収を見込んでおり、その大半は料金値上げによるものだろうとのこと。
ゴミ袋の有料化による市民の負担増。
国民健康保険税の増税による負担増。
そして
下水道料金の値上げによる負担増。
下水道事業に関しては、そもそもの事業の見通しの甘さがこうした事態を招いてしまっているのだ。
財政が行き詰ってきたからといって、増税や料金値上げの負担増をするというのはあまりにも安易な選択だ。
その前に、やるべきことがある。
はっきり言える事は、過去から回されたツケを背負って我々はこの街で生活しなければならないということだ。
そのツケを次の世代に回さないためにも、責任世代にはよほどの決意が必要だ。
それを再度自覚することから、はじめてみようと思う。