三無い問題は、”無い”をキーワードに対処を:2008年4月21日街頭演説
時代的な背景もあり、地方自治体はどこでも「人口が増えない、税収が増えない、雇用が増えない」という3つの本質的な問題を抱え、その対応に苦慮しています。
特に足利市ではその傾向が顕著で、これにどう対処するかで、これからの10年後20年後が大きく変わってしまうのは街を見回せば誰の目にも明らか。
こういう時こそ原理原則が大事。
そこで、私はこの三無い問題を次の3つの”無い”というキーワードで対処すべきと提言したいと思います。
それは、「もったいない」「ほっとけない」「へこたれない」です。
もちろん単なる語呂合わせですが、ある方の話がヒントになって、それに私なりの解釈を加えてみました。
例えば、市の所有している遊休地の有効活用は、足利市の3つの本質的な問題に対処するのにとても大事なテーマです。
ですから、その土地を単なる税収の上がらない施設の移転先などにしておくのは「もったいない」し、そうした不作為が継続されるのは「ほっとけない」のです(もし企業誘致ができれば、新しい雇用と税収生まれ、その差は年を重ねるごとに歴然となります)。
また、そうした改革の方向に抵抗する勢力から非難されても「へこたれない」覚悟が政治に求められていると思います。
その他、切り口は色々とあります。
ぜひ一緒に「もったいない」「ほっとけない」「へこたれない」という視点で、国の政治そして地方の政治を考えていただければ有難く存じます。
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