道州制!:2007年10月22日街頭演説

投稿者: | 2007年10月22日

mamyu
政府は、都道府県を再編し、国の権限や財源を移す道州制の導入に向けて、「道州制推進本部」を設置し、道や州の区割りやあり方にについて、本格的に検討していくことにするそうです。
時期としては、8~10年後の導入を見込んでいるとのことで、国家レベルでの平成の廃藩置県ともいうべき改革が現実のものになってきました。
私はもちろん大賛成!
県議としての経験からも、中二階的な都道府県という単位をそのまま温存させていく必要はなく、地方分権・地方自治の確立という意味からもこれは避けて通れないものだとかねがね思っていました。
特に両毛地区は、県境がこの地域の真ん中を走り、栃木県と群馬県に分かれているが故の不都合に直面してきた地域です。
一例を挙げれば、足利市と太田市を結ぶ幹線道路である国道407号線は、これまでほとんど整備がなされておりません。
地域の幹線道路であるにもかかわらず、です。
対して、前橋市と高崎市。
片側3斜線の見事な道路が整備されているではありませんか。
距離的には、足利市ー太田市間の方が近接しているのです。
結局、足利市と太田市の間に県境があるが故に、同一県内の前橋市と高崎市とは違い、目が県境を越えた道路よりも、県内で完結する道路の整備に向かいがちで、話がスムースに進まなかったわけです。
そういう意味でも、両毛地区にとっては、待望の道州制ということになります。
もちろん足利市は地理的にもその中心にあるわけですから、市町村合併さえもアリバイ作り程度にしか検討しないという内弁慶ではなく、この街の将来を見据え道州制導入は足利にとって大きなチャンスと捉え、今から戦略的に練っていく必要があると思います。
ともあれ、この道州制の導入については、是非渡辺よしみ大臣はじめ担当の政治家の方には、これまで以上の強力なリーダーシップに期待したいと思います。

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