参議院選挙:2007年7月9日街頭演説
今回の参議院選挙の大事なテーマは、年金問題がホット過ぎてそれに隠れてしまっているきらいがありますが、増税なき財政再建の道筋をどうのようにつけていくかということです。
これまで国の会計は歳入と歳出のバランスがとれず歳出過多に陥ってしまい、政治家と官僚はそれを赤字国債を発行するという異例の手法で40年間取り繕ってきました。
40年間も異例なことをしつづけましたから、何か赤字国債を発行することが当たり前のような錯覚をしている政治家もいますが、これは本来法律で禁止されていることなのです。
結果として、残念ながら赤字国債発行額は過去最大(834兆円)になってしまっているということは既に記したとおりです。
こういう政治は、誰にでも出来るのです。
足らなければ、紙(赤字国債)を刷るだけですから。
今の時代、国民の生命と財産をあずかる政治家にそれが期待されている訳ではありません。
歳入と歳出のバランスが取れないのであれば、歳出を徹底的に削減して、その帳尻を合わせることこそが求められているのです(家庭だってそうでしょう)。
申し上げるまでもなくその作業は、しがらみに囚われていない、自由度の高い、手かせ足かせのはめられてない政治家にしかできません。
ですからそういう政治家を、できるだけ多く輩出させていくことがわが国にとってとても重要なのです。
来る参議院選挙では、私はそういう政治家を応援したいと思っています。
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