小泉総理付き記者の講演

投稿者: | 2006年5月16日

長年小泉総理付きの記者をしている方の講演を聞きました。人間としての小泉さんは変人と呼ばれるようなところは全くなく、ごく普通の人と同じ視線の人で、それが逆に永田町では奇異に思われるのではないかとのこと。総理としては郵政をはじめ利権にメスを入れ政治の構造改革を行ったという功績は大きい。そしてカネ、選挙、人事というかつては派閥が牛耳ってきた権能が小泉さんの登場でほとんど機能しなくなってしまったことも特筆できる。事実、先週の出身派閥でもある森派の総会で森氏は、自分が派内を一生懸命まとめようとしているのに誰もわかってくれない。もう勝手にしてくれなどとグチッたり泣き言を言ったりした後、山本参議院議員を名指しで二十分近く安倍、安倍と騒ぐ君が悪い、レッドカードだなどと罵ったそうです。記者いわく、派閥会長が絶大な力を持っていた派閥政治が終わったことを実感した一瞬だったそうです。。。随分小泉さんよりの記者ですがなかなか面白い講演でした。とにもかくにも国は動き始めましたね。次は地方!の番です。