Home > 8月 1st, 2008

内閣改造:増税への序章

「福田総理は、増税派の与謝野馨氏を選ぶのかそれとも上げ潮派の中川秀直氏を選ぶのか、その選択で政権の目指すべき方向性がわかる」事前のマスコミの論調はこんな発言が目立った。
そして結局、総理は増税派を重用した。
それが意味することは重い。
物価が上がり、サラリーマンの年収は10年連続で減少している中で、消費税をアップする余地はどこにもない。なのになぜ増税派なのか、総理の本質が垣間見える気がする。
そもそも町村派というか森派というのは不思議な派閥だ。
小泉氏、安倍氏、中川氏という上げ潮派と福田氏などの増税派そして森氏のような何でもOK派が混在している。
もっと広げてみれば、自民党の中にもはたまた民主党の中にも、上げ潮派や増税派が同じように混在している。
それが政治をわかりづらくさせているのではないだろうか。
元来、政治は政策であるべきなのだ。
それを選挙で公約として訴え、そしてそれを有権者が吟味して選挙が行われ、結果的に過半数を取ったものに権力が与えられるのだ。
当然のことながら、3年前、小泉マジックで衆議院の三分の二以上の議席を与党に与えた民意は、今の福田総理をそのまま支持しているわけではない。
小泉氏と福田氏の政策は明らかに違うのだから(今回は郵政造反組まで重用されている)。
その意味では、総理大臣というのは衆議院選挙で過半数を得た政党の党首が次の選挙まで全うすべきなのだ。
政策本位での政党政治の構造改革が必要だ。