市役所の棚卸(事業仕分け)をします。

これは政策シンクタンクの構想日本や日本税制改革協議会などが進めている手法です。既に文科省や全国の各自治体などで、実績があげられています。
フローを説明しますと、
1、事業内容の「棚卸し」をして、現状を正しく評価。
2、市役所の仕事のコスト(負担)ーベネフィット(利益)を明確にする。
3、市役所がやるべき仕事とそうでなくてもいい仕事を仕分ける。
4、ゼロベースから予算の組み立てなおす。
このような流れです。
要するに、これは役所のダイエットなのです。
無駄を省き、効率のいい筋肉体質の体にするための必要な作業(エクセサイズ)ともいえます。

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構想日本:浜松市事業仕分け

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ただ今、静岡芸術大学で構想日本のサポートによる静岡県浜松市役所の事業仕分けが行われております。
会場の傍聴席からリアルタイムで書き込みを行っています。
テーブルを囲み民間の仕分け人7人(内ひとりはコーディネター)と役所の事業説明者2人がひとつのテーブルで丁々発止議論する形で進められています。
まずはじめの項目は狭い道路拡幅整備事業についてです。
「幅員4m未満の道路に接した敷地の所有者の協力を得て、門塀等の後退及び土地の寄付等により原則4m道路として拡幅整備をし、日照、通風の確保、自動車通行や消防・救急活動の円滑化を図り、安全で快適な災害に強いまちづくりを進める」というのが目的です。
問題点としては「対象区域内の整備必要距離数は650km以上と推定され、現状では年間4km程度の整備となっている。したがって全体整備には160年も要する超長期事業となっている」という点があげられています。
現在浜松市としては、住民の方が確認申請をする際に道路の中心部から2m後退の義務付けを徹底している。また一軒当たり測量費整備費合わせて110万円~130万円の税金の投入が行われているとの事。
議論は、
「優先順位をつけて行うべきではないか」
「エリアの設定」
「どこまで税金を投入するか」
「住民への説明の徹底」
という切り口で行われました。
ひとテーマに関してわずか30分の時間しか枠が設けられていないので、少し消化不良な感じがしました。逆に仕分け人が多すぎるのかもしれません。。。
また、この事業仕分けは議会ではない全くの第三者が市の事業についてチェックするわけですから、目新しさでは大変興味を引きますが、活用の仕方はよく考えたほうがいいように思います。

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