平成21年6月市議会代表質問

初の市議会代表質問。
質問の多くは良識ある立場からの建設的な意見が多く、おかげさまでとても中身の濃い議論ができた。
この場をお借りして議員の皆さんには感謝申し上げたい。
今回の11日、12日そして15日の3日間で特に印象に残ったことを何点か。
競馬場跡地内に調剤薬局を開設するスペースを設ける方針について。
ある市議からは、医薬分業における「かかりつけ薬局」があるべき薬局の流れではないか、それと逆行しないかという鋭い質問あり。
まさしくそれは理想だが、実際はそれとはほど遠い状況。
従って現実的な判断として、競馬場跡地内に調剤薬局を設けつつ、FAXにてかかりつけ薬局に処方箋を送るサービスが行えるように日赤に働きかけたい。
鹿島橋山下線について。
現状の鹿島橋山下線は、旧50号にTの字にぶつかっている。
ここをアンダーパスで北へ抜ける道路が計画されているが、総工費で20億円以上かかりとても手が出ない。
また現地を直に見れば、Tの字部分をそのまま北に伸ばし、踏切を作って山下町側に抜ける道路を新設することは十分可能と思われる。
従って、暫定的ではあるが、そういう方向で進めていきたい。
私の公約に関する質問について。
ある市議からは「公約については何が何でも100%達成しなければと固く考えすぎなくてもいい」という趣旨の言葉をいただいた。激励なのか、与党宣言なのかとにもかくにも丁重に承った(^^)
ゴミ袋の無料化について。
これは今回の選挙のひとつの大きな関心事であったことは間違いない。
しかしながら、両陣営ともゴミ袋の無料化(私の主張は、19年以前の状態に戻す)を掲げていたので、ほとんど争点にはならなかった。
しかし、である。
この議会ではなんと相手陣営を応援した複数の議員からゴミ袋の無料化反対の狼煙が上がった。
これはある面、勇気ある発言だ。
当然のことながら「自己矛盾している」(彼らの陣営もゴミ袋無料化を訴えていたのだから)と、私は議会で指摘させていただいた。
しかしながら何歩もゆずって、彼らの言われることもわからない訳ではない。
来年の4月よりゴミ袋の無料化を予定しているが、来月7月よりゴミ袋の無料配布がはじまり(合計で40枚)実質的な無料化の状態が生じるので、その推移を見極めながら最終的な判断をしていきたい。
市長就任即日の副市長解職の件について。
これは全く私にとっては遺憾な質問だ。
解職に至るまでの事実関係は、直接両者に聞けばわかる話だ。
少なくとも、前副市長が答えることのできない議会という公開の場で聞く話ではない、と私は思う。
聞かれれば話さざるを得ないが、質問の中身はもっと考えてほしい。

続、過ちては則ち改むるに憚ることなかれ

人は、にわかに信じられないことに遭遇すると、絶句することがある。
そしてその度が過ぎると、気持ちを押し殺すため笑みさえこぼれることがあるという。
今日の両毛新聞では、そんな感じさえ受けた。
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赤線の部分、斉藤市議がゴミ袋の有料化に関して今後の対応を質問され、それに対し市当局は「3年後に制度の見直しをしたい」と正式に答えている。
「3年後では遅すぎる。市民の生活が何にもわかっていない」
そう感じたのは私だけではないと思う。
まあこれは悪い冗談だろうと達観すれば腹も立たないが、どうも真面目に応えているようなのでブログでも真面目に取り上げてみたい。
最近は、こちらが聞くまでもなく市内で知人と行き会えば「ごみ袋が10枚600円とは!なんでこんなに高いんだ。」という話からはじまる。
また以前書いた通り、早くも色んな弊害が出ているのだ。
しかも、1年後は市長選があり、既に「新人同士の本命なき混戦」が予想されているわけで、そこで誰が市長になろうとも新しい市長は必ずこの問題を見直すことになるのは明らか。
元来、この問題は争点になるようなものではなく、この6月議会で簡単に見直すことができる話なのだ。
足利学校を世界遺産にするものいいが、足利学校の根幹をなす論語の「過ちては則ち改むるに憚ることなかれ」という言葉をもっと真摯そして謙虚に受け止めてはどうか。