選択の自由が幅広く保障されている社会、がんばった人が報われる社会、子供にツケを回さない社会、そして利他の精神を尊べる社会を目指して、大豆生田実は行動しています。

陸前高田市長の講演

先日の全国青年市長会の会合で被災地である岩手県陸前高田市の戸羽市長に講演をして頂きましたのでその要旨を報告します。

(1)国の規制
壊滅的な打撃を受けた街中から郊外の農地にスーパーマーケットを作りたくても、農地法などの規制の問題があってできない。法の規制と人の命とどちらが大事なのか、よく考えてほしい。

(2)財源確保
復旧でさえ、市の予算では賄いきれないほどの額がかかる。しかし、その財源確保に向けた政府の動きは鈍い。
視察に来る各大臣と直接話せば一定のコンセンサスが得られるが、なぜか前に動かない。人口の少ない東北だからか?と苛立ってしまう。

(3)目指すは復興(被災者の自立等)
色々な自治体から避難先の受け皿の提示を頂くが、市民は皆地元から離れたくない、離れられないと思っている。一刻も早く仮設住宅を建てるなど、まずは復旧をはかりたい。
一方で、支援なれをしてしまった方もいる。速やかに復旧から復興につなげなければ、自立できない状態に陥りかねないという危機感もある。
その意味で、皆が職に就けるような状況を作り上げることが大事。

(4)子ども達のケア
今回の大震災は明らかに子ども達のトラウマになっている。それをどのように和らげるか。大きな課題。

(5)ボランティアの方々の住む場所も確保できない
多くのボランティアの方がいらっしゃるのは大変ありがたいが、その方々に住んで頂くところを確保することさえ十分にはできていない。

全国青年市長会は、会として会員である陸前高田市を支援することで一致しました。具体的な支援方法はこれから詰めていきますが、一刻も早い復旧・復興を目指してできる限りの支援をして参ります。

足利市の放射線検査と食品の安全性

東日本大震災による福島第一原発の事故以来、放射線の値に関して大きな関心が寄せられています。
足利市としても、県と連携しつつ放射線調査に関して様々な取り組みを行っております。
その結果につきましては、随時足利市のホームページで報告していますのでこちらを参照ください。
http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/life/1/85/
(足利市では、4月27日に市内で採取された牧草で一度だけ放射性セシウムに関して基準値を超える値が認められましたが、他の全ての項目に関しては基準値を下回っております【6月2日現在】)。

また、消費者庁で「食品と放射能Q&A」が公表されています。
これは国の取り組み姿勢がよくわかる資料となっていますので、是非ご一読されることをお勧め致します。

以上、現時点で少なくとも申し上げられますのは、足利市で提供してます水道水や流通している野菜類・牛乳につきましては、いずれも基準値を大幅に下回っているもしくは検出せずとなっておりますので問題ありません、ということです。
これからも市として適切にそして速やかに検査等の対応して参りますのでよろしくお願い申し上げます。

遺憾ながら、さらなる不祥事が判明しました。膿を出し切ります。

足利市職員による不明朗な預金の引き出し及び市民からお預かりしている現金が不明となっている事態につきまして、心からお詫びいたします。

このたびの件は、昨年12月の私文書及び公文書偽造・同行使並びに業務上横領により逮捕された元本市消防職員の事件を受けて、「事務執行の適正化に関する庁内検討会議」を設置し、特に現金や各種団体の通帳を扱う業務等に対して、全庁を挙げて徹底した調査を進めていた矢先に判明したものであります。

私は、この消防職員の事件を機に、全庁的に徹底して事務処理を洗い直し、いわゆる膿の部分があれば それを出し切ることが私に課せられたひとつの大きな使命であると認識しております。

今後も、職員が取り扱う現金等、すべての事務処理の確認を洗いざらい行うとともに、職員の身の丈に合った堅実な生活態度や素行について、事あるごとに注意喚起をいたします。

また、本件につきましては、事実関係を詳細に確認したうえで、厳正に対処してまいります。
 
平成23年5月13日
足利市長 大豆生田 実

石巻市で活動しているボランティア団体へ支援物資を提供

「こんなところに車止めてるんじゃねえ!」
ようやく宮城県石巻市役所前に着いたとホッとしたのもつかの間、いきなりドンドンドンと車の窓をたたく音がして、こんなセリフをはかれました。
想定外の洗礼に、一同唖然。
どうやら、県外から来ているボランティアのようでした。
続いて返す刀で停車していた他の車の持ち主にも猛然と抗議し始め、挙句の果てには車のナンバーや顔まで携帯で撮影するあり様で、別に交通渋滞で車がロックされているわけでもなく、どう見ても彼の行動は異常でした。
これが世に言うモンスターボランティアなのか、なんてことを感じながら私の石巻訪問が始まりました。
宮城県石巻市

石巻駅前で、吉村誠司さんという長野県からボランティアでお手伝いに来られている方と待ち合わせて、市役所を訪問。
市長は不在でしたが副市長と面会し、支援物資をお持ちした旨お伝えしました。

市役所の1F部分は、津波に浸食されてめちゃくちゃ。復旧もできない状態。さらには遺体の捜索で、毎日のように新たな遺体が発見されているとのことで、本当に痛ましい限り。

続いて、海水を淡水化する装置が設置してある場所へ。
日本財団の協力により海水を淡水化する装置を積んだ車が2台設置されていました。
そこでは、なみなみと淡水化された水が供給されていましたが、水素殺菌などの処置を講じてないので飲料としては供されてませんが、洗濯物や食器類を洗うのには十分だそうで、住民の方々は随分と重宝されていました。
宮城県石巻市

そして石巻市南境生活センターへ。
現地で活動されているボランティアの皆様に、事前にリクエストのあった支援物資をお渡ししました。

さらに石巻市内で最も被害が甚大だった港地区へ。
宮城県石巻市

津波の直撃を受けた中学校では、新潟県から来たボランティアが現地の方々にラーメンを提供されていました。
「自分たちは中越地震で、多くの方の支援を頂いた。そのご恩返しのために毎週来てラーメンを作っている」
と話されていました。頭が下がります。
宮城県石巻市
その中学校の被災状況はご覧の通り。
宮城県石巻市
宮城県石巻市

また別な学校は火災に見舞われ、周辺は後かたもありません。
宮城県石巻市

一面に住宅があったとは思えません。
宮城県石巻市
まさに言語に絶する状況の連続で、現地を歩けば歩くほど自然は人間の想像力をはるかに凌駕(りょうが)した振る舞いをするということを、再認識させられます。

翻(ひるがえ)って、足利市における甚大な自然災害といえば、渡良瀬川の氾濫(はんらん)につきます。特に中橋の取り付け部分は堤防から2メートル以上も切り下がった状態になっており、渡良瀬川流域で増水時に真っ先に決壊する場所はここであることは誰の目にも明らかです。

これに関して、私は市長としてこれまで何度となく県道である中橋の管理者の栃木県に対し、その架け替えを要望して参りましたが、地元の皆様、市民の皆様方のご理解を得ながら、これまで以上に県に積極的に働きかけていかなければならないと意を強くしています。

今回石巻市で見た光景は、私にはかつてのあのキャサリン台風の爪跡と重なります。災害は忘れたころにやってくるという言葉がありますが、そんな悲劇を繰り返さないために、計画を前倒しできるよう取り組んで参ります。

投票に行かなかった方もお客様

今回の足利市議会議員選挙の結果を受けて、時代の大きなうねりと共に有権者の方々の意識の変化を強く感じます。
ここまで変革を唱えている候補や若い新人候補が上位当選を果たされるとは思いませんでした。
http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/page/shigisen-kekka.html

明らかに時代が変わった、ということです。

またその一方で、残念ながら投票率の低下傾向に歯止めがかかりません。
今回の市議選の投票率は54.78%、前回比-5.12%。20年前は約80%だったのですから、まさに隔世の感がします。

投票に行かなかった理由は、
「候補者のことを良く知らない」
「だれがやっても一緒」
「晴れていたので出かけて忘れてしまった」
など様々あるかと思います。
もちろん投票に行くのがベストですが、行かなかった人の気持ちもわからないではありません。
20代の頃、自分も選挙に行かなかったことがあるからです。

その経験から、行かなかった人が全て無関心だったとは思えません。きっと投票結果を見て、「ああ、いけばよかったなあ」と思う人がいるはずです。
つまり、実際に投票された方々の外側には相当数の潜在的な選挙関心層がいるはずですし、そういう人は潜在的に選挙に行っている方と私には見えます。

先日、知人のある市長は、
「だいたい三分の一は投票に行かないのだから、投票に行く三分の二の人だけに目を向けた市政をすればいい」
とドライに割り切って話をされていましたが、私はむしろ行かなかった人も足利市民でお客様という認識でいるべきと考えます。
そして、その方々にどんな政治を行えば次は必ず投票に行こうと思っていただけるか、そこを考えることが大事です。
そうすれば自ずとこれから何をしなければならないか答えが見つかるはずです。

どこのお店でも、お客様が来店されて商品を購入されずにお帰りになることはあります。その際、お店はさらなる創意工夫をしてお客様に購入して頂く為にどうすればいいかを考えますが、それと同じことです。

そのためにも、「まずは市民への感謝から」。ここにに立ち戻って政をして参ります。

アエラを見てびっくり

この国は、言論の自由が保障されています。
ですから、時の権力者を道化師に見立てて辛辣に批判することも自由です。

しかしながら、その自由には責任が伴うという基本的なことを影響力のあるマスコミが忘れ去ってしまっているようでは困ります。

つまり、自由な報道は裏づけされた確固たるデータや取材を踏まえてなされるべきなのはもちろんですが、さらにそれを言葉にする場合、していい事と、してはならない事の分別がつかなければならないはずです。

その意味で、今回のAERAは問題です。
アエラ
表紙がいきなり「放射能がくる」ですから。
国民の不安心理を煽り購読数を増やそうという商魂が透けて見えます。これは、明らかに許容範囲を超えています。
そもそも放射能とはくるものではなく、放射線を出す能力のことで言葉の定義も間違っています。そんなことはお構いなしにインパクトねらいで売れればいいという姿勢はいただけません。
別な大手週刊誌でも「東日本大震災原発溶融戦慄の放射能汚染」「首都圏メルトダウン」というおどろおどろしい表現をしていました。
本当に、勘弁してほしいし、被災者の方の身にもなって考えてもらいたいものです。

それに比べて、不思議なほど週間ポストが輝いて見えます。
週間ポスト

こうしたアエラのような報道姿勢は、自由な社会だからこそと達観すればそれまでですが、私にはこれは自由な社会という体が引き起こした一種の成人病とも見れます。その意味で、こうした度を越したマスコミの姿勢を適正な状態に戻すためのカロリーコントロールをマスコミ自身ができないのであれば、社会の良識でするべきなのではないか、そういう思いを込めてあえて苦言を呈しました。

平成23年度節分鎧年越

平成23年度節分鎧年越の様子です。

平成23年節分鎧年越

平成23年節分鎧年越02

【子ども手当】足利市は当初予算への自治体負担分見送り

子ども手当に関して、ここ数日関係閣僚や民主党国体委員長から修正含みの発言が相次いでいます。作ったばかりの予算案を修正とは前代未聞の珍事であり、なんともはや言葉もありません。
それを受けて、本日、足利市長として記者会見で当初予算に自治体負担分を計上しない意向を表明しました。どうせ子ども手当に関する予算案が修正されるのであれば、市として一番望ましい形にさせていただいた上で、議会側とよく協議していきたいと考えたからです。

具体的には、
子ども手当は全額給付とし、歳入面で市負担分をゼロにし、その分を国に乗せることを想定しています。

主な理由としては
1、子ども手当に関して、既に関係閣僚や国体委員長から修正含みの発言があり、先行きが不透明。
2、そもそも公約は全額国負担であった。
3、改革の一丁目一番地の地方主権と明らかに逆行している。
4、少子化対策になっていない。
5、恒久財源の見通しが立っていない。
6、地方財政法上の地方財政審議会の開催等の必要な手続きがなされていない。
が上げられます。

ちなみに、原案通り子ども手当が認められた場合の市負担分の穴埋め策ですが、
1、22年度決算剰余金をあてる。
2、23年度6月もしくは9月議会で補正する。
などを考えています。
国会審議の結果どのような帰趨を経ても、子ども手当全額給付を前提に、市民にご迷惑をおかけすることがないよう適切に対応して参ります。

なお、市として今後地方財政法第13条に基づき、国会に対して子ども手当に関する意見書を提出する予定です。

【追記】
読売新聞記事 2011.02.15
読売新聞記事 20110215

2011.02.23に総理大臣並びに衆参両院議長に、子ども手当の支給に要する費用の財源措置に係る意見書を提出しました。
子ども手当意見書【20110224】

調剤薬局設置に関して驚きの結果を得るまでの経緯をまとめました。

おかげさまで、市長就任以来約1年半にわたって取り組んできた競馬場跡地への調剤薬局設置プロジェクトに関して「なんと家賃収入1億2千万円余!競馬場跡地への調剤薬局設置」と題してまとめました。

第一回足利グルメグランプリ!

11月23日第一回あしかがグルメグランプリ大会。4日間で3万人もの方にお越しいただき、おかげさまで盛大に開催することができました!

結果は足利市のホームページをご覧下さい。

出店してくださった各店舗の皆様、勝俣州和(かっちゃん)さんはじめ審査委員の皆様、開催に当たって準備等にお骨折りくださった早川慶治郎商工会議所会頭はじめ関係者の皆様、場所を提供してくださった栗田俊英栗田美術館館長、そしてお越しくださいましたお客様。本当にありがとうございました。
第一回足利グルメグランプリ
第一回足利グルメグランプリ
第一回足利グルメグランプリ
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