道の駅と農業振興

足利市でも道の駅をつくることにしました。

場所は、瑞穂野町地内の50号バイパスと館林街道の交差点の北西側です。

これまで国や県などの関係部局と協議を重ね、比較的開発しやすい農地が多い場所を選定しました。

開設は2017年度中を予定しています。

中身については、足利市「道の駅」建設協議会を発足し、そこで検討して頂くことになりますが、あえて2点ほど申し上げれば、南部クリーンセンターの余熱利用と農業団体との連携は大きなテーマです。

まず余熱利用については、現在その利用率は約30%程度ですから、そこから約1km南西にできる道の駅で余熱を活用する余地は十分にあります。

また農業団体との連携については、申し上げるまでもなく、道の駅では農産物を販売しますので農業団体との協力体制構築が不可欠です。「地産地消」ならぬ「地産地販」を進めるために、今後協議を深めてまいります。

ところで、農産物の販売といえば、これまでに市長としてのトップセールスを3回行いました。

1回目は秋田市でいちご・トマト・きゅうり、2回目は仙台市でトルコギキョウ、3回目は長岡市で人参です。

どちらも市長が直接セールスに訪れるのは珍しいらしく、サプライズ効果もあってか通常取引価格の1~2割高で約定いただけました。

そうした経験等から、足利市の農業は特に園芸農業分野で十分に活路を開けると感じています。

実際、足利市は日照時間が長くビニールハウスの燃料費が他地域と比べてかかりませんし、市場における足利産園芸農産物の評価は高いものがあります。

それらが道の駅で飛ぶように販売できるようになれば、きっと新規就農者も増えるに違いありません。

道の駅構想を進めるに当たり、まずは大風呂敷を広げて夢を描いてみたいと思います。

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