全国足利氏ゆかりの会

10月31日、11月1日に、足利市で「全国足利氏ゆかりの会」を開催しました。
当日は足利家第28代当主である足利義弘氏をはじめ、全国各地から足利氏にゆかりのある方や団体など多くの方々にお越し頂きました。
また総会では、足利氏一門が刻んだ日本の歴史における様々な功績を積極的に発信していくことを再確認しました。

そもそも足利氏とは、清和天皇に連なる源氏の一族で、後三年の役で活躍した八幡太郎義家の子義国が下野国足利荘を領し、その子義康が足利氏を称したのが始まりです。
そして、その義康の子が、鑁阿寺を創建した足利義兼です。ちなみに義兼は鎌倉幕府を開いた源頼朝とは母親同士が叔母と姪の関係、妻同士は姉妹です。

さらに、その義兼の6代子孫が、室町幕府を開いた足利尊氏です。
室町時代というと、他の時代と比べてどうも影が薄いように見られがちですが、決してそんなことはありません。
井沢元彦氏によれば、能、狂言、歌舞伎、茶道、華道、俳句、将棋、和室、風呂、懐石料理などは室町時代に確立された、もしくはそのルーツとなったとのことです。
まさに、世界に誇りえる日本の伝統文化の礎を築いたのが室町時代であり、その点だけを取り上げても、その貢献度の大きさがわかります。

また一方で、京都時代祭りに参列する室町時代の行列だけが、固有名詞ではなく、足利将軍と称されているように、戦前の偏った教育の影響が未だに残っているのも事実です。
童門冬二氏も語っていますが、尊氏の功績は公平に見て、もっと高く評価されていいのです。
その意味で、尊氏に対する偏見をなくす取り組みも、会として継続して取り組んでいかなければならないと思っています。

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