夢の実現に向けた姿勢が美しい

今年は、足利市に縁のあるスポーツ選手の活躍が光りました。

まずは柔道。今年3月に行われた国際柔道大会で金メダルに輝いた白鴎大足利高校3年の蓬田智佳(よもぎたともか)選手、そしてその指導にあたられた父親でもある蓬田正郎(まさお)監督を、10月の足利市民選手権大会で表彰させていただきました。

また同じく柔道では、8月に第一中学校3年の石井大稀(いしいひろき)選手も全国中学校柔道大会で銅メダルを獲るなど活躍しています。

続いて夏の北海道マラソン。ご存知、原裕美子(はらゆみこ)選手が優勝。ケガによるブランクを乗り越えての見事な復活です。つい最近まで足利市内をフィールドにトレーニングに励んでいた彼女の姿は、多くの市民の記憶に残っているのではないでしょうか。

さらに、今年のプロ野球日本シリーズでは、全(オール)足利クラブ出身の千葉ロッテ・岡田幸文(おかだよしふみ)選手が大活躍。特に優勝を決めた第7戦の延長12回、同点で迎えた2死2塁の場面で、中日・浅尾投手の149キロの直球をとらえて放った右中間を破る勝ち越し3塁打は圧巻でした。

一昨年秋、ロッテの育成選手として入団し、そこから1軍へと這い上がり、日本シリーズでレギュラーを射止めるまでのサクセスストーリーは目を見張るものがあります。

こうした明るいニュースを耳にすると、なんだかこちらまで元気になってきます。 

最近は覇気の無い若者を指した„草食系“なる言葉を耳にすることがありますが、彼らの活躍を見ると今の若者をそんな言葉でひとくくりにすべきではないと感じます。

いつの時代でも、夢の実現に向けてひたむきに取り組む姿勢は美しいものがあります。 

是非とも彼らに続いて新たなヒーローがまたこの足利から誕生し、我々に感動を与えていただければと思います。

この場をお借りしてがんばっている皆さんにエールを送らせていただきます。

がんばれー!

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