中国友好都市訪問

9月25日から29日まで、足利市の友好都市である中国・済寧(さいねい)市などを訪問してきました。

山東省(さんとんしょう)の西南部に位置する済寧市は、孔子ゆかりの街・曲阜(きょくふ)がある市として有名で、足利市とは1984年に友好都市を締結して以来交流を深めてきました。

ちょうど尖閣諸島での遺憾な事件が発生した後でしたが、そうした長い交流の積み重ねのおかげで私ども訪問団一行には何事もなく、済寧市の皆様方からは本当に温かく迎えていただきました。

最も印象深かったのは、28日に曲阜で開催された孔子文化節です。孔子を祀った大成殿の前で、私を含めた多くの外国からの来賓も大勢参加して開催されました。
文化大革命の時は、孔子は封建思想の典型とされ随分と弾圧を受け、孔子の直系子孫は台湾に移住せざるを得なくなったほどだったそうですが、今では孔子に対する見方も大きく変わり、大変な盛り上がりを見せていました。

孔子の復権や経済面での改革開放、そして仏教の信仰などを垣間見れば、もはやかの国は社会主義ではないと思えます。しかしエリートや通訳ガイドらは一様に「(社会主義を昇華させた)共産主義は我々の理想社会」と話します。

経済発展は資本主義の考え方を取り入れた賜物(たまもの)であるということを素直に認められない現実。これもまた中国の一面です。
そうしたことを踏まえ、人類史上初の『社会主義市場経済』という試みがどのような帰趨を見るか、我々は隣人の動向を注視していかなければなりません。

して、こうした時期だからこそ、足利市と済寧市という自治体ベースでの友好交流の推進はとても大事だと思います。

その意味で、これからは特に子どもたちの交流を一層推し進めながら、お互いの未来のために孔子で結ばれた縁を大事にして友好を深めて参ります。

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