平成21年6月市議会代表質問

投稿者: | 2009年6月16日

初の市議会代表質問。
質問の多くは良識ある立場からの建設的な意見が多く、おかげさまでとても中身の濃い議論ができた。
この場をお借りして議員の皆さんには感謝申し上げたい。
今回の11日、12日そして15日の3日間で特に印象に残ったことを何点か。
競馬場跡地内に調剤薬局を開設するスペースを設ける方針について。
ある市議からは、医薬分業における「かかりつけ薬局」があるべき薬局の流れではないか、それと逆行しないかという鋭い質問あり。
まさしくそれは理想だが、実際はそれとはほど遠い状況。
従って現実的な判断として、競馬場跡地内に調剤薬局を設けつつ、FAXにてかかりつけ薬局に処方箋を送るサービスが行えるように日赤に働きかけたい。
鹿島橋山下線について。
現状の鹿島橋山下線は、旧50号にTの字にぶつかっている。
ここをアンダーパスで北へ抜ける道路が計画されているが、総工費で20億円以上かかりとても手が出ない。
また現地を直に見れば、Tの字部分をそのまま北に伸ばし、踏切を作って山下町側に抜ける道路を新設することは十分可能と思われる。
従って、暫定的ではあるが、そういう方向で進めていきたい。
私の公約に関する質問について。
ある市議からは「公約については何が何でも100%達成しなければと固く考えすぎなくてもいい」という趣旨の言葉をいただいた。激励なのか、与党宣言なのかとにもかくにも丁重に承った(^^)
ゴミ袋の無料化について。
これは今回の選挙のひとつの大きな関心事であったことは間違いない。
しかしながら、両陣営ともゴミ袋の無料化(私の主張は、19年以前の状態に戻す)を掲げていたので、ほとんど争点にはならなかった。
しかし、である。
この議会ではなんと相手陣営を応援した複数の議員からゴミ袋の無料化反対の狼煙が上がった。
これはある面、勇気ある発言だ。
当然のことながら「自己矛盾している」(彼らの陣営もゴミ袋無料化を訴えていたのだから)と、私は議会で指摘させていただいた。
しかしながら何歩もゆずって、彼らの言われることもわからない訳ではない。
来年の4月よりゴミ袋の無料化を予定しているが、来月7月よりゴミ袋の無料配布がはじまり(合計で40枚)実質的な無料化の状態が生じるので、その推移を見極めながら最終的な判断をしていきたい。
市長就任即日の副市長解職の件について。
これは全く私にとっては遺憾な質問だ。
解職に至るまでの事実関係は、直接両者に聞けばわかる話だ。
少なくとも、前副市長が答えることのできない議会という公開の場で聞く話ではない、と私は思う。
聞かれれば話さざるを得ないが、質問の中身はもっと考えてほしい。

平成21年6月市議会代表質問」への5件のフィードバック

  1. 足利市民の1人です。

    お疲れ様でした。どちらの市議会議員様か分かりませが、最後のご質問は時間の無駄遣い的外れですね、貴重な時間なのですから、もっと未来に向けた建設的な意見質問をお願いします。

  2. 山下町の住人

    鹿島橋山下線について
    山下町に住む者です。
    市長が前々から鹿島橋山下線のことについて感心を持ちいろいろと考えていただいていることに山下町に住む者として心から感謝しております。
    両毛線の北側地域である山下町はこの十数年の間にだいぶ住宅が増え住む人が増加しているのに相反し、両毛線を横断できる場所は数箇所に限られているほか30年以上前から変わらない狭い踏切の横断で非常に不便を強いられております。
    鹿島橋山下線が北に伸びて両毛線を横断する道路ができれば人の行き来が非常にスムーズになり、多くの周辺住民や近隣にお勤めの方だけでなく足利市内を循環する経路として多くの市民が利益を享受することができると確信しております。
    今回、市長がお考えである踏切を設置し南北に道路を通す暫定案は、アンダーパスの方法が20億円という莫大な工事費用がかかることを踏まえると賛成せざるを得ませんが暫定案には不安な点が2つあります。その不安な点の内容と解決案について以下の通りご提案いたします。ぜひご配慮ならびにご検討宜しくお願いします。
    【不安な点】
    ①交通渋滞発生の懸念
    ②踏切事故発生の懸念
    (補足)
    ①踏切横断に関する交通渋滞については踏み切りが追加されることにより地域全体としての交通渋滞は緩和すると思います。しかし、今回の場所に踏切ができることにより遮断機が下りた時に旧50号からの右折もしくは左折待ちによる直進車の通行を妨げ交通渋滞が発生する心配があります。(桐生方面に500m行ったところにある「船場踏切」では遮断機が下りた時、左折待ちの車が直進車の通行を妨げ毎回渋滞が発生しております。特に両毛線桐生方面行きの電車通過待ちのときは山前駅停車段階から遮断機が下りるため長い時間通行ができない状態が発生いたします。)
    ②該当箇所は踏切と交差点までの距離が非常に短く、山下町から鹿島橋方面に向かう踏切横断の際に判断を誤ると線路内で停車する状態が発生する恐れがあります。このことによる電車との接触事故が心配されます。近くの「船場踏切」と隣接する交差点信号機では常時赤点滅ですが前方の車が信号停車することにより後続車が路線内で停車してしまい、最悪の場合遮断機が下り路線内に取り残されてしまいます。(私も過去2回、降りてきた遮断機の棒と車が接触してしまった経験があります。また、ときどきそのような車を見かけます。)
    【解決案】
    ①旧50線との交差点においては充分な長さを持った「右折」「直進」「左折」レーンを設ける。
     (4方向すべての交差道路が該当)
    ②踏切連動交差点(踏切連動信号の採用)とし安全性を確保する。
     (参照URL http://blogs.yahoo.co.jp/signalyokoku/48436073.html)
    以上宜しくお願いします。

  3. 足利市民の一人です。

    そうかな?個人的にも聞いてみたいことだったけど。
    解職したのも、市長の政治信念が反映されてるんでしょ。

  4. 足利市民の1人さんへ。

    そんな事が分かりませんか、何故に市長が代わられたんですか。

  5. 匿名

    そんなとこに20億使うなら、医療・福祉や特区・企業誘致など、将来的に財産となる先行融資として活用すべきと思う。

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