行政改革:街頭演説2008年12月22日

投稿者: | 2008年12月22日

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携帯電話は進化している。
この写真は、800万画素で撮影したもの。
もうデジカメに電話とネットがついたという言い方の方があたっているのかもしれない(^^)
さて、年末になると心なしか往来も激しくなっているようだ。
応援で手を振ってくださる方も増えているように思え、大変心強い。
今日のテーマは「行政改革」。
中でも「マインドから変える行政改革」だ。
これまで「情報公開」「棚卸し」「IT」という視点で行革について取り上げたが、今日はもう少し根源的な視点で。
切り口は3つのF 「freedom fairness fighting-spirit」
もちろんこれは足利市だけではなく広く自治体の職員の方々と話をした上で私の勝手に考えた言葉だ。一端を申し上げると、
freedomとは:
もっと役所は自由で風通しのいい環境にするべきと思う。それは個々人の潜在能力を高める上でも必要なことだ。
端的には、どんな立場の職員からもなんでも意見が出せて、それが活かせるような組織にしたいということ。
そのための方法として、先日記したITを活用すればいいものができる。
fairnessとは:
申し上げるまでもなく役所は市民に対して常に公平でなければならない。
ましてや、役所の人事もそうであるべき。
わかりやす過ぎる年功序列の弊害は明らかだ。部長になるのは定年前2~3年ということでは、脂の乗り切った職員のモチベーションが萎えてしまうという話はうなずける。
さらにはどこの自治体かは知らないが「マージャン部長」なんて言葉もある。時の首長とマージャン仲間だから部長になれたということらしい。
本当の意味での公平性とは、単にエスカレーターで問答無用に年功序列に上がっていくことではないし、時の権力者におもねたから昇進できるというものでもない。
がんばった人が、管理職の衆目の一致を見て、昇進できるという原則が大事だ。
私は、色眼鏡にとらわれず、例えアンチ大豆生田であっても優秀な方ならば足利のためにどんどんと引き上げたい。
fighting-spiritとは:
自治体の職員の方は仕事柄結構矢面に立つことが多い。
だからこそ必要なのがこのファイテングスピリットと思う。
企業誘致ひとつとっても他の自治体との競争だから、こうした意識は必須。
また、税金などでも「納められない」ではなく「納めない」という人が相当にいる。そういう方への集金は聞いただけでも大変なことだとわかる。
しかしそれでひるんではいけない。ファイテングスピリットに火をつけて、「税金をちゃんと納めている正直者がバカをみないように」職員が毅然とした態度で対応するのが大事だ。
その後ろ盾は、そういう公約で当選した市長がなればいい。
窓口の接客でも良い場合は褒められることさえないが、ダメな場合はことさら大きく批難されかねない。役所とはそういう宿命がある。しかしそれで落ち込まずに、落ち込みそうな自分との戦いというような意味合いでファイテングスピリットを持っていただきたいものだ。
日頃からそうした意識を持ちつつ、行政サービスを向上させるにはどうしたらいいかということを共に考えていきたいものだ。
総じて申し上げたいのは、全ては足利のために役所を自由で公平でファイテングスピリットをもった組織にしていきたいということだ。
誰が好きとか嫌いとか、誰は味方で誰は敵とかそんなレベルの話ではなく、例えどうであろうと、足利市のために何ができるかという視点で業務を遂行し、結果自分の人生がより充実したものになればすばらしいではないか。
「あれはお父さんが関わった仕事だよ。あれはお母さんが関わった仕事よ」なんてことが身近にいえる職業が行政というものなのだから、ぬるま湯に甘んじることなく、高い意識を持ちながら職責を全うしたいものだ。

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