一体何なのでしょうか。

投稿者: | 2008年7月11日

自民党の加藤紘一元幹事長の発言が物議を巻き起こしています。
要するに加藤氏は、第一次小泉訪朝後日本に戻ってきた北朝鮮による拉致被害者を、また北朝鮮に戻すべきだったと語っているのです。
一体何なのでしょうか。
拉致された人やその家族の気持ちが全くわかっていない人です。
こんな人が自民党の幹事長をしていたなんて!いやはや言葉もありません。
前にある国会議員が、加藤紘一氏と合った時の印象として全然元気がないと言っていたことがありましたが、どうも政治的な感覚までおかしくなってしまったのでしょうか。
「人の心の痛みがわかる人でなければ、政治をする資格はない」
この言葉をよくかみ締めてほしいものです。
以下、7月7日22時58分配信 時事通信記事
拉致被害者「戻すべきだった」=日朝交渉停滞の原因-自民・加藤氏
 自民党の加藤紘一元幹事長は7日夜、日本BS放送の番組に出演し、2002年に北朝鮮から一時帰国した曽我ひとみさんら拉致被害者5人に関し、同国に戻さないとした当時の政府決定について「国家と国家の約束だから、(戻した方が)よかった。安倍(晋三前首相)さんを中心に返すべきでないとなったが、その辺が今、日朝の間で打開できない理由だと思う」と述べ、官房副長官として永住帰国への方針転換を主導した安倍氏の対応に問題があったとの認識を示した。
 加藤氏は「(戻していれば現状のようには)ならなかった。『また来てください』と何度も何度も(両国間を)交流していた。一回返すと平壌は殺してしまうんじゃないかと(言われたが)、そこが(安倍氏らとの)外交感覚の差だ。そんなことができるはずがない」と述べた。 

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