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足銀問題:2008年2月25日街頭演説

街頭演説
足銀問題がそろそろ決着しそうです。
いわゆる地銀連合になるのか、野村連合になるのか。
競争入札ですから、通常はその価格以外の要因は考えられません。
従って、入札価格で単純にいけば、地銀連合ということになります。

地銀連合が、足銀の経営に大きな影響を及ぼすということは、先行きどのようなことが想定されるでしょうか。
1、地銀の再編が加速する
例えば地銀連合には郡銀も参加しています。
その郡銀と足銀は北関東でしのぎを削ってきたわけですが、それがある日突然郡銀が足銀の大株主になってしまうわけです。
郡銀の経営者であれば、足銀を飲み込んでしまえということを考えないはずがありません。

2、中小企業への影響
これを私は心配します。
買収された足銀は貸し出し資産の査定をさらに厳格にしてくるでしょうから、足銀以外の地銀・信金に融資の依頼も出てくるでしょう。しなしながら、県内各信金の経営状況も内実は厳しいものがあります。
結果として、地場の中小企業の資金繰りに関して影響が出はしないかと懸念しております。
もちろん、経営者の自助努力も必要ですが、その自助努力を正当にサポートしていただける金融機関側のガバナンスも大事です。
10年前の足銀はそのガバナンスが機能せず、昨日記した論語の言葉を借りれば「株主の欲せざるところ、株主に施すことなかれ」なのでしょうから、他の地銀・信金を含めて、よくその点をお考えいただきたいものです。

そもそも人間社会において、「己の欲せざるところ人に施すことなかれ」という言葉は極めて含蓄のある言葉であり、政治に置き換えれば、「市民の欲せざるところ市民に押し付けることなかれ」と読めます。
今行われている政治全般を、この言葉に置き換えて考え直してみる、今週はそんな週にしたいと思います。

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