独立行政法人改革の後退がもたらすもの

投稿者: | 2007年12月15日

mamyu

独立行政法人改革が、年内に後退した形で、決着する見通しという記事です。

渡辺よしみ大臣が、各大臣から反発を受けているということ自体、この内閣の特徴がよく現れています。
選挙では行政改革が大事と訴えながら、いざ大臣となると各省庁のロボットになってしまうというのは一体なんなのでしょうか?

消費税論議の前に行うべき徹底した歳出カットができないのであれば、今年の参議員選挙と同様、自らの敵失によって自民党は下野することになるでしょう。

孤軍奮闘の感のある渡辺大臣とは最近は接点がありませんが、私が県議の時には、周囲に常々「政治家は派閥あって党なしではならないし、党あって国なしでもならない」ということを語っておられました。

ですから、今回は行革担当大臣としておそらく国の将来のためには党内の守旧派とのあつれきはやむを得ないと腹をくくって取り組んでいるのでしょう。パフォーマンだなどと非難される筋合いの話では全然ありません。

いずれにしろどのような決着を見るのか、年末に答えが出そうです。

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