ミッドナイトイーグル

投稿者: | 2007年12月14日

内容をよく知らないまま、出演する俳優に引かれて映画ミッドナイトイーグルを見てきた。

山岳映画かと思っていたら、日本の防衛や自衛隊のあり方を考えさせられる映画であった。
いつあるかもわからないテロがわが国で発生したときに、日本はあいもかわらずアメリカ頼りにならざるを得ないという現実を直視しなさいと映画は訴えているようにも思えた。
日本政府の依頼に基づいてアメリカの潜水艦がミサイルを発射しテロリストを一掃する場面などは特にそう思った。

映画の中では、使命感の強い自衛官が大活躍していたが、それと比べて今の防衛省はいったいなんなのか。
ゴルフ接待や官製談合による税金の無駄遣いそしてイージス艦に関する最高機密情報の漏洩はなんと中国にまで及んでいるというありさま。
国益を守らなければならない最たる組織が率先して国益を害しているとは!
そんなことが思わず脳裏をよぎってしまった。
もちろんほとんどの自衛隊員を含めた防衛省の職員は、この映画に出てきた自衛官のように献身的な取り組みをされていると思うが、だからこそ福田総理にはこの機会に防衛省の膿を全て出し切ってほしいものだ。

ちょっと映画の感想が、違う方向に行ってしまった(^^)

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