Home > 1月 21st, 2009

オバマとブッシュ

オバマ氏が正式にアメリカ大統領に就任した。
史上初の黒人大統領の誕生。支持率が8割を超えている。これは本当にすごい出来事だ。
私のアメリカの友人も
Of course, now we have elected a new President, and we have to hope that he will somehow be excellent enough to solve all these many very serious problems that we face, economic and international. It is, after all, quite a complex and dangerous world in which we live. And here in the US, everyone is very pre-occupied and concerned with the terrible economic situation, which has affected so many people so directly, and so quickly. Fortunately, there is much to be thankful for, if only we can see it!
And I do………..
と語って、オバマ氏の手腕に期待している。
これが総じて今のアメリカ国民の意識ではないだろうか。
彼がどのようなリーダーシップを発揮するか日本にいる我々にとってもこれからの彼の一挙手一投足には目が離せない。
それにしても、これまでのブッシュの8年間はいったい何だったのだろう。
外交政策では、「イラクに大量破壊兵器がある」と断言してイラク戦争の火ぶたを切り、結局ベトナムのように泥沼化させ、挙句の果てには退任時に「誤った情報を元にイラクと戦争をしたことを最も後悔している」なんてことを語ってしまう軽さがなんと情けない。
であればもっと早く認めて、イラク戦争を終結させるべきだったのではないか。
さらには、経済政策でもサブプライムローンに象徴される百年に一度の金融恐慌の引き金を引いたのは他ならぬブッシュのアメリカなのだ。
冷戦が終わり、クリントンからブッシュにかけての10数年間はまさにパックスアメリカーナであった。しかし、そこにアメリカの驕りがあったのではないか。
平家物語には「おごれるもの久しからず」という一節があるが、こうした盛者必衰の理は万国共通だろう。
まさに政治家は良きにつけ、悪しきにつけ「歴史を作る」のが仕事なのだから、権力はできるだけ抑制的に行使するべきものだということをよく肝に銘じておかなければならない。
少なくともブッシュの8年からそれだけは学べた。
Bye bye bush, and welcome obama!