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健康増進と地域医療:2008年12月8日街頭演説

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出馬表明以降の反響がすごい。
電話やメールの数、ホームページのアクセス数、街頭演説時の反応などなど。
ホームページのアクセス数にいたっては、(名前が毎日露出していた)前回の選挙時のそれをすでに倍以上も上回っている。
インターネットの普及を考慮しても、説明ができない数字だ。
関心を持っていただきありがとうございます。
おそらく、足利市の閉塞感そして時代を変えなければならないというコンセンサスが市民の中から深く静かに澎湃と沸き起こっているのではないだろうか。
実際、プラスチック関係の会社を手がけている経営者の方と偶然あるお店でお会いした時、あちらから「次は絶対応援するから」と声をかけてくださった。私を推してくださったことはない方なのですが。。。よく話を伺うと、最近は利権誘導のお先棒を担いで政治家を応援してきたことを悔いておられる様子だった。それは民間でがんばっている経営者の方からすれば、当然の帰結なのだろう。
でも少し前であれば、そんな話は聞こえなかったはずだ。
時代が変わったということではないだろうか。
さて、街頭演説の今日のテーマは健康増進と地域医療。
そもそも日本の医療関係費は、他の先進国との比較でいうと対GDP比で最低レベル。
なのに、医療の質が確保されているというのは、医療関係者の努力に負うところが大きいということは客観的な事実として記しておきたい。
その一方で、医療分野では小児科医や産婦人科医が足らないという構造的な問題を抱えている。
この原因は明らか。
これまでは大学病院がその地域の病院に医師を派遣して、安定供給に寄与してきたが、昨今の医療改革で医師の流動化が進み、医師の東京集中が進んでしまいそのバランスが崩れてしまった。そしてどんな医療分野でも忙しいのに、最も忙しく時間の管理ができない小児科や産婦人科はどうしても敬遠されてしまいがち。
従って解決策としては、今進められている国の医療改革の見直し、そして小児科や産婦人科に就業する医師の待遇の改善をするしかない。見直す方法も単なる予算の拡大ではどうにもならないし、視点を変えてバランスをとっていくことが大事。
例えば老人医療費。
足利市の70歳以上のお年寄りの1レセプト当たりの医療費は、
平成15年度 18851円
平成16年度 19111円
平成17年度 19588円
平成18年度 20611円
と増えている。
ご覧のとおり、老人医療費全体がお年寄りの数の増加とともに増えるのはやむをえないことだが、診療報酬や技術料が抑制される中で、1レセプト当たりの医療費が増えているのは理にかなわない。
どうして増えてしまうのか。可能性としては、
①薬剤費の負担が増えている。
②病院の検査機器が最新鋭のものに置き換わり、それに伴い単価が増えた。
③もしくは検査回数が増えた。
などなどといったことが指摘されている。
いずれにしろ、老人医療費の1レセプト当たりの単価を減らすことは行政として当然考えていかなければならない。
その際に参考になるのが茨城県の旧大洋村の取り組みではなかろうか。
要するに予防的な健康増進策で病気を防ぐということだ。
お年寄りの方にとっても毎日病院に通われるような生活より、健康管理をしてより活き活き暮らすほうがいいはずだ。
その健康管理の方法に関して旧大洋村では、健康増進施設「とっぷ・さんて大洋」の建設や沖縄舞踊の「エイサー踊り」の活用で大腰筋を鍛えて、健康増進を図っている。
結果、高齢者ひとり当たりのレセプト単価は激減している。
足利でもできないことはないと思う。
お年寄りの健康増進が図れ、結果として医療会計も改善するのだから。
先日お邪魔した「よさこい八木節」で踊っている83歳のお年寄りの元気な姿がそのヒントを与えてくださっているように思える。