Home > 9月 30th, 2008

NY株急落、過去最大の下げ幅(ダウ777ドル安)

いやはや。
一旦は共和・民主両党の幹部間で合意していた金融安定化法案が米下院で否決されたのを受け、29日のニューヨーク株式相場は史上最大の下げ幅となってしまった。
その否決に賛同したのは、大統領与党である共和党の議員が多いという。
一体米国は何をやっているのか!
あわてて、日銀総裁が今日の未明に、ドルの流動性が枯渇してきているとして、今月18日に決定したドル資金の供給枠600億ドルを1200億ドルまでに拡大させ、期間も2009年1月末から4月末まで延長すると表明した。これで日欧など中央銀行のドル供給枠は6200億ドルとなる。囲碁用語でいうところのベラデカだ。
そもそもリーマンブラザーズは破たん処理で、AIGは公的資金で救済するという一件だけ見てもわかりずらいものがある。ちょうど2003年の日本でもりそな銀行は1号処理で救済をし、りそなよりも経営状態はよかったと言われていた足利銀行は3号措置で株主責任まで問わされ国有化となったのと似ていて、国民から見て不信感を抱かせたのではないか。
その民意を連邦議会の議員は肌で感じ、否決に回ったのではないかと推察する。
どこの国でも、ものごとには正当性が貴ばれる。行き当たりばったりの対応が米国でもまた混乱を招いているように見える。