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オープンとインフォームドコンセント:2007年11月19日街頭演説

mamyu
先週、防衛省の事件について参議院で証人喚問が行われた。
私は、10月30日のブログで、守屋元次官の後ろ盾には政治家がいるはずだということを指摘したが、案の定であった。
直属の上司である大臣に楯突いて首相に直談判に行ったり、小泉首相の米国訪問に首相と相席で政府専用機に乗ったりする芸も尋常ではないが、もっと強く指摘しなければならないのは、国を守らなければならない防衛省のトップが、国を売っていたのではないかという点だ。
その中身は報道されている通り(随意契約やグアムの米軍住宅の問題)だが、それが事実だとすればここまできているのかと愕然とする。
しかもそこには政治家の介在の臭いがする。
官僚は小さな枠の中での自分の出世のために政治家をも利用してのし上がる。
政治家は、官僚の力を借りてしがらみのある業界の利益のために奔走する。
何のために公の仕事をしているのかという自覚がどこかの段階でなくなってしまっているのではないだろうか。要するに、自分さえよければいい今さえよければいいという発想があまりにも強すぎるのだ。
そういえば最近では、防衛省に関しては情報漏えい問題や防衛施設庁の不祥事もあった。
もちろん、人間に完璧は求められない(かくいう私も全くの不明な人間だ)。
求められないからこそ、やはり政治と行政には国・地方問わずもっと明確なルールを作る必要があると思う。
そのキーワードが、オープンとインフォームドコンセントではないだろうか。
オープンとは、どこかの政党が選挙の際に使っていたが、常に開かれていることが大事という意味。
今回の防衛省のように、予め一社に絞って随意契約をするなんていう話がでること自体オープンではなくクローズドなのだ。
インフォームドコンセントとは、元々は医療用語であったが、和訳すると「十分に知らされた上での同意」となる。
例えば、足利市のゴミ袋有料化の問題。
この件については事前に市民に「十分に知らされた」形跡はない。その段階で、議会で「同意」されてしまった。その後は「決まったから」という話で市民に周知されているあり様。これではインフォームドコンセントが機能しているとはいえない。
いたずらに市民の負担を増やすこうした施策を、昔の手法でやることはもう古いということに早く気付いてほしいものだ。

今日の渡良瀬川(2007年11月19日)

今日の渡良瀬川(2007年11月19日)
冬の空ですね。恵比須講の時期はさすがに寒さを感じます。