Home > 10月 30th, 2007

昔の不祥事を見ているようだ。

よほど山田洋行の株主にはお人よしがそろっているに違いない。
専務(当時)が、公務員に接待交際費をジャブジャブと注ぎ込み、便宜供与は一切なかったということなのだから。。。
これは、俗に言う背任にあたるのではないだろうか。
いうまでもなく企業の使命のひとつは、株主利益最大化にある。
株主から頂戴した企業活動の基本となる資金を最大に活用して株主への配当をできるだけ増やすことを経営者は常に求められている。
したがって、どのような接待であれ、企業の収益が全く期待できない単なる遊び金を10年以上に渡って垂れ流すことは、普通許されない。
しかし、山田洋行は違ったようだ。
また、一方の当事者の守屋という防衛事務次官まで務めた人物も、昔の政界の不祥事を報道する番組から飛び出してきたような男だ。
いまだにこのような官僚がいるということ自体が驚きだ。
山田洋行のような業者とは、例え割り勘であっても会食をしてはいけないという公務員倫理規定があり、それを統括する立場の事務次官が率先してそれを破っているわけだから本当に性質が悪い。
そういえば、退任のときの小池大臣とのひと悶着も、往生際の悪さが際立っていた。
彼もまた4年以上もの長きに渡り事務方のトップを勤めていたが故に、権力の魔力に踊らされてしまったのかもしれない。
こういう度量の狭い人物の後ろには、往々にしてその盾となるものがある。
事務方の官僚が、自分の判断で規則を守らなかったり、小池大臣に首を切られそうだからといって、首相官邸に直訴に行ったりすることはできるものではない。
その行動の裏には、必ず根拠となるものがある。
それが官僚をはじめとした役人の習性なのだ。
結局、小泉さんでも変えられなかった日本をおかしくさせかねないこの体質を、今の政権が本当に正せるのか、じっくりと見守りたいと思う。