Home > 11月 28th, 2006

足利を立て直すには

先日、足利のある企業の35周年パーティにお招きいただいた。

その方は、今から40年くらい前に北海道から父親と共に出稼ぎで足利に来たのが縁の始まりだそうだ。

当時は、足利は繊維で隆盛を極めていた時期でもあり、多くの人がいざ足利へということで集まってきた時代でもあった。

そしてその社長は激しい競争を勝ち抜き、今やその業界では足利でも指折りの売上高を誇る企業となるまでに成長させた。

考えてみると、足利には外から来た方がまさに裸一貫で事業を立ち上げて、それなりに成功を納めた人が50代以上に多くいらっしゃる。

足利とは、これまでそういう新しい若い力が注がれて発展してきた街なのだ。

ひるがえって今はどうだろうか。残念ながら、
その世代から下にはそういうサクセスストーリーを持ち合わせている人がほとんどいないのだ。職業柄、足利を広く見渡しているのでよくわかる。

これは政治にも同じようなことが言える。
ご承知の通り、来年お地方選挙。今のところ市議選の候補者で最年少はなんと41歳。
例年になく、平均年齢が高い。
対して、小山市は聞くところによると20代30代の候補者が6人くらい出馬するそうだ。
街の勢いというものがこうしたところにも出てしまっている。

どうも下向き内向き後ろ向きな感じが漂ってしまい、政治に携わるものとして忸怩たるものを感じてしまう。
是非とも、かつてそうであったように、足利にも若くて力強い息吹が澎湃と沸き起こってくるようにしたいものだ。

これからの足利を立て直すための鍵は、若者が握っているのは明らか。
足利は自由で血気盛んな若者の知恵を必要としている。
その意味では、かつて足利に裸一貫で訪れて成功した方は貴重な財産だ。
そういう方から若者がご指導を頂く機会を設けることはできないだろうか。

きっと先の見えない世の中を勇気を持って進んでいく上でのヒントが得られるのではないだろうか。

私がその立場ならすぐにでもするのだが。