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遺憾ながら、さらなる不祥事が判明しました。膿を出し切ります。

足利市職員による不明朗な預金の引き出し及び市民からお預かりしている現金が不明となっている事態につきまして、心からお詫びいたします。

このたびの件は、昨年12月の私文書及び公文書偽造・同行使並びに業務上横領により逮捕された元本市消防職員の事件を受けて、「事務執行の適正化に関する庁内検討会議」を設置し、特に現金や各種団体の通帳を扱う業務等に対して、全庁を挙げて徹底した調査を進めていた矢先に判明したものであります。

私は、この消防職員の事件を機に、全庁的に徹底して事務処理を洗い直し、いわゆる膿の部分があれば それを出し切ることが私に課せられたひとつの大きな使命であると認識しております。

今後も、職員が取り扱う現金等、すべての事務処理の確認を洗いざらい行うとともに、職員の身の丈に合った堅実な生活態度や素行について、事あるごとに注意喚起をいたします。

また、本件につきましては、事実関係を詳細に確認したうえで、厳正に対処してまいります。
 
平成23年5月13日
足利市長 大豆生田 実

投票に行かなかった方もお客様

今回の足利市議会議員選挙の結果を受けて、時代の大きなうねりと共に有権者の方々の意識の変化を強く感じます。
ここまで変革を唱えている候補や若い新人候補が上位当選を果たされるとは思いませんでした。
http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/page/shigisen-kekka.html

明らかに時代が変わった、ということです。

またその一方で、残念ながら投票率の低下傾向に歯止めがかかりません。
今回の市議選の投票率は54.78%、前回比-5.12%。20年前は約80%だったのですから、まさに隔世の感がします。

投票に行かなかった理由は、
「候補者のことを良く知らない」
「だれがやっても一緒」
「晴れていたので出かけて忘れてしまった」
など様々あるかと思います。
もちろん投票に行くのがベストですが、行かなかった人の気持ちもわからないではありません。
20代の頃、自分も選挙に行かなかったことがあるからです。

その経験から、行かなかった人が全て無関心だったとは思えません。きっと投票結果を見て、「ああ、いけばよかったなあ」と思う人がいるはずです。
つまり、実際に投票された方々の外側には相当数の潜在的な選挙関心層がいるはずですし、そういう人は潜在的に選挙に行っている方と私には見えます。

先日、知人のある市長は、
「だいたい三分の一は投票に行かないのだから、投票に行く三分の二の人だけに目を向けた市政をすればいい」
とドライに割り切って話をされていましたが、私はむしろ行かなかった人も足利市民でお客様という認識でいるべきと考えます。
そして、その方々にどんな政治を行えば次は必ず投票に行こうと思っていただけるか、そこを考えることが大事です。
そうすれば自ずとこれから何をしなければならないか答えが見つかるはずです。

どこのお店でも、お客様が来店されて商品を購入されずにお帰りになることはあります。その際、お店はさらなる創意工夫をしてお客様に購入して頂く為にどうすればいいかを考えますが、それと同じことです。

そのためにも、「まずは市民への感謝から」。ここにに立ち戻って政をして参ります。

【子ども手当】足利市は当初予算への自治体負担分見送り

子ども手当に関して、ここ数日関係閣僚や民主党国体委員長から修正含みの発言が相次いでいます。作ったばかりの予算案を修正とは前代未聞の珍事であり、なんともはや言葉もありません。
それを受けて、本日、足利市長として記者会見で当初予算に自治体負担分を計上しない意向を表明しました。どうせ子ども手当に関する予算案が修正されるのであれば、市として一番望ましい形にさせていただいた上で、議会側とよく協議していきたいと考えたからです。

具体的には、
子ども手当は全額給付とし、歳入面で市負担分をゼロにし、その分を国に乗せることを想定しています。

主な理由としては
1、子ども手当に関して、既に関係閣僚や国体委員長から修正含みの発言があり、先行きが不透明。
2、そもそも公約は全額国負担であった。
3、改革の一丁目一番地の地方主権と明らかに逆行している。
4、少子化対策になっていない。
5、恒久財源の見通しが立っていない。
6、地方財政法上の地方財政審議会の開催等の必要な手続きがなされていない。
が上げられます。

ちなみに、原案通り子ども手当が認められた場合の市負担分の穴埋め策ですが、
1、22年度決算剰余金をあてる。
2、23年度6月もしくは9月議会で補正する。
などを考えています。
国会審議の結果どのような帰趨を経ても、子ども手当全額給付を前提に、市民にご迷惑をおかけすることがないよう適切に対応して参ります。

なお、市として今後地方財政法第13条に基づき、国会に対して子ども手当に関する意見書を提出する予定です。

【追記】
読売新聞記事 2011.02.15
読売新聞記事 20110215

2011.02.23に総理大臣並びに衆参両院議長に、子ども手当の支給に要する費用の財源措置に係る意見書を提出しました。
子ども手当意見書【20110224】

調剤薬局設置に関して驚きの結果を得るまでの経緯をまとめました。

おかげさまで、市長就任以来約1年半にわたって取り組んできた競馬場跡地への調剤薬局設置プロジェクトに関して「なんと家賃収入1億2千万円余!競馬場跡地への調剤薬局設置」と題してまとめました。

事業仕分け第2弾

2010事業仕分け
足利市の事業仕分け第2弾を、10月30日に行いました。
おかげさまで今回も大変白熱した議論となり有意義なものとなりました。
仕分け人の皆様に心から御礼申し上げます。
結果は以下の通りです。
事業仕分け2010

余談ですが、昼食休憩の際に、仕分け人の方から
「前回と比べて今回は説明力が皆さんついてますね」
とお褒めの言葉をいただきました。
担当職員の皆さんにも感謝です。

京都時代祭りと足利氏ゆかりの会

京都時代祭り
10月22日23日、8市町54団体が加盟している足利氏ゆかりの会の総会等が京都府亀岡市で行われました。

それに先立ち、京都時代祭りも視察しました。
この時代祭りは、明治28年平安遷都1100年を記念して平安神宮が創建されたのに合わせて始まったとのことです。
行列は新しい順にそれぞれの時代時代に合わせて、その当時に活躍した人物が登場して練り歩きます。

しかし、です。
驚いたことに、「坂本竜馬」だとか「豊臣秀吉」だとかそれぞれの時代ごとに固有名詞でそれに扮した人物が登場しているのですが、室町時代だけは足利尊氏といった固有名詞ではなく、なんと「足利将軍」となっているのです。

これはさすがに頂けません。

話を承ると、実は最近まで室町時代そのものが時代祭りには参加できなかったとのことでした。
どうも、戦前の軍国教育で足利尊氏は逆賊と教えていた悪しき影響が未だに尾を引いているようです。

南北朝時代、尊氏は北朝に組し正成は南朝方に組した形で対立が生じたのはご承知の通りです。
そして曲折を経て最終的には、天皇家は北朝が引き継ぐことになりました。
つまり、そこに至るまでの過程で、尊氏は後醍醐天皇と縁を深めた時期もあれば対立した時期もあり、最終的には尊氏が支えた北朝が戦に勝利を収めたということです。
それでも、足利尊氏は後醍醐天皇から尊という字を賜ったこともありましたし(歴史上天皇から名前を賜った唯一の武将)、最終的には、後醍醐天皇を弔うために天竜寺を創建してもいるのです。
このことからみても尊氏は逆賊という評価はあたっていません。

その意味では、皇居のお堀端に北朝ではなく南朝方だった楠木正成の像があること自体がおかしいのです。
これは明治政府によって歴史が恣意的にゆがめられていまったところに原因があり、以来そうした植え付けられた偏見が尊氏の評価を大きく下げてしまったところがあります。

足利氏ゆかりの会会長としてこれは大変遺憾なことです。

もっと歴史を正しく見つめていただきたいと思いますし、武家政権としての幕府を開いた3人の武将の内のひとりに名を連ねている足利尊氏及びその一族を顕彰するためにも、我々の果たすべき役割はあると痛切に感じます。

そうした視点に立って、今後とも「足利氏ゆかりの会」として、様々な働きかけをしていきたいと思います。

9月議会:財団法人足利市みどりと文化スポーツ(MBS)財団公金巨額損失について

9月議会でも大きく取り上げられ、多くの市民の関心事となっておりますので、平成18年に発生した財団法人足利市みどりと文化スポーツ財団(MBS)の資産運用に伴う4,230万円余の巨額損失について、答弁したことも含めて詳細を報告させていただきます。

まず、今年5月12日に破産管財人による清算手続きが終了し、MBSに最終配当があったという報告が私のところに7月にありました。

結果、最終配当は3,470,724円となり、最終損失額は38,832,110円となりました。
これは要するに公金を安易に格付けの乏しい社債へ投資することによって、38,832,110円の損失を出してしまったということです。

それにしても何でこんなことになったのでしょうか。
調べれば調べるほど不可思議な点に行き当たります。

【購入にいたる経緯の問題点】
1、まず、社債を購入する際の内部手続きに問題がありました。MBSの決済は200万円以上の案件は常務理事がすることになっています。しかしこのアドテックスの債権の第1回目購入(2100万円余)に関しては庶務担当係長が起案し役員ではない事務局長が単独で決裁していました。ガバナンスに問題があったといわざるを得ません。
2、起案する前の債権購入に関して財団内で十分な検討・協議がなされたのか、形跡が全く見当たりません。2度にわたる2,100万円余の債権を購入(計4200万円余)する際に情報収集や内部協議が不十分だったと推察できます。
3、その債権がまた確実性の乏しい格付けのないアドテックという社債であり(国債ではありません!)、なぜそれを購入したのか?公金を預かるものとして見通しが甘いと言わざるを得ません。

【損失補てんの仕方にも問題】
4、損失補てんの仕方にも問題があります。
今回の件は、少なくとも処分を受けた3人の過失であるにもかかわらず、損失補てんとして関係のないMBSの全職員が責任を負うということになり、ボーナスを一律0.35ヶ月カット(平均約10万円)して、計8,646,462円が当てられています。これは不合理です、職員もやりきれないものがあるのではないでしょうか。
5、また一方で、補てんに充てられた物件費についてもこれは通常の業務改善で捻出されたもので、普通であれば内部留保などに充てられるべきであり、損失補てんに充てるべきものとは思えません。
6、つまり、詰め腹を切る必要のないMBSの職員が詰め腹を切らされ、さらには市からの直接の補てんは行わないとしていたにもかかわらず、物件費に名を借りた市からの補てんが間接的にあったことが類推され、損失補てんのやり方そのものに問題があったといわざるを得ません。

【理解に苦しむ責任を取るべき3人の帰趨】
7、責任を取るべきは、処分を受けた3人であることは明らかです。驚いたことにその3人には道義的責任があるにもかかわらず、3人の内2人が現在公的な要職に就いていることが判明しました。
<常務理事> 減給(報酬月額の10分の1、2ヶ月) ⇒ 平成22年6月に市の出資する第3セクターの役員に就任。
<事務局長> 減給(給料月額の10分の1、3ヶ月) ⇒ 市の指定管理者として管理委託を受けた会社のマネージャー。
<庶務担当係長> 減給(給料月額の10分の1、3ヶ月) ⇒ 処分と同月(平成18年11月)に退職し、その翌年の平成19年4月公選を経て公職に就任。
●常務理事と庶務担当係長については、外郭団体の職員であることにより実際の減給額を大幅に下回るわずか7,000円程度しか課せられていないという問題点も今回明らかとなりました。

【今後の市の対応】
8、市としては今後のMBSの将来を大変心配します。また今回の件に全く関与していないにもかかわらず詰め腹を切らされたMBSの職員の名誉のためにも今回の顛末を明らかにし、彼らがモチベーションを下げることなく、今後とも公のためになる業務に精励できるような環境を整えていかなければなりません。
さらに、法的に可能であるならば、詰め腹を切らされたMBS職員に対しその分を返還し、処分を受けた3人に負担していただくことができないか検討したいと考えています。江戸時代の連座制ではないのですから、関係ない職員が詰め腹を切らされるのは誰しも納得できる話ではありません。

いずれにしましても損害賠償請求権は損失額が確定してから3年間有効ですので、この件につきましてはこれがスタートです。従いまして、市としてさらに調査をするために、ワーキンググループを設置する予定です。

新たな事実等がわかり次第、今後適宜報告して参ります。

子ども手当に関する緊急声明

10月2日、現場から国を変える首長の会と全国青年市長会有志による子ども手当に関して改善を求めるための緊急声明を採択しました。
声明文は以下の通りです。
今後政府関係閣僚及び与党そして他の主要政党に対して強く要望して参ります。
現場から国を変える首長の会と全国青年市長の会有志による緊急声明1
現場から国を変える首長の会と全国青年市長の会有志による緊急声明2
現場から国を変える首長の会と全国青年市長の会有志による緊急声明3
現場から国を変える首長の会と全国青年市長の会有志による緊急声明4

本日からホームページリニューアル

本日から足利市のホームページが新しくなります。
デザインはもちろん、CMSというシステムを使って検索にもかかりやすく、更新や管理も容易にできるように工夫しました。
新足利市ホームページ
旧足利市ホームページ

新任職員トイレ清掃研修2

今年も昨年に引き続き、新任職員の半年間に渡る研修の最終日(9月30日)に、足利掃除に学ぶ会の皆様にお力添えをいただきトイレ清掃研修を行った。

「トイレの汚れを取り除くには、そこから目をそらさずに自ら進んで手を突っ込まなければ取り除けない。社会に顕在する課題も同様で、公務員たるものは進んで一歩前に出てその解決に取り組んでほしい。」
昨年も書いたが、これがこの研修を立案した私の思い。
終了後の職員の感想も全く昨年と同様。

来年も再来年も市長でいる限り、自ら率先してトイレに手を突っ込み若き公務員を牽引していきます。

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